高須クリニックについての報道


   「ずさん診察・手術」高須クリニックに賠償命令 東京地裁

「豊胸手術で切開場所を誤り、目立つ手術痕が残った」として、神奈川県内の女性(37)が、東京都内の美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長に約900
万円の損害 賠償を求めた訴訟で、東京地裁は30日、医療ミスを認め297万円余の支払いを命じ た。
前田順司裁判長は
「短時間で次々と措置を行う効率重視の方法が、切開位置を 誤るという単純ミスの原因。 ずさんな診察の責任は重い」と指摘した。
判決によると、女性は01年10月、高須院長の執刀で手術を受けた。 胸は大きくなったが、右胸の手術痕は腕を下ろせば隠れるものの、左胸の傷跡は腕を
下ろしても大部分が見えたままで、ノースリーブの服では隠れない状態になった。

判決は、女性の抗議に対し、病院側が傷跡を確認せず顧問弁護士任せにしたことや 、
高須院長が提訴を「金目当て」と発言したことについて、「医師としての
責任に欠け、患者への配慮がまったくみられない」
と批判した。

   【小林直】[毎日新聞2003年7月30日]


   美容整形の大手高須クリニック脱税容疑で経営者起訴・有罪

美容整形の大手チェーン『高須クリニック』(本拠地・名古屋市中村区)の経営者で 愛知県幡豆郡一色町赤羽上郷中、高須克弥医師(45)と、母親で同所の高
須登代子医師(69) の2人が、1985年から3年間に所得税8億9千万円余を脱税していたとして、名古屋地検は26日、
所得税法違反の罪で名古屋地裁に在
宅起訴
した。
起訴状によると、同クリニックの経理をしていた登代子医師は3年間に、克弥医師の所得が 実際には16億8千万円余ありながら、4億円余と偽って申告した。
  (朝日新聞1990年11月27日)

名古屋地裁は罰金2億円と母親の登代子被告に懲役3年、執行猶予4年を言い渡したが、 名古屋高裁は
「執行猶予付きは軽すぎる」と実刑を言い渡し、両被
告は不服として上告した。
そして1997年7月。「最高裁第二小法廷(大西勝也裁判長)は11日までに二審の有罪判決を支持し、両被告の上告を棄却する決定を出した。
高須被告の罰金
2億円と、登代子被告の懲役1年8月の 実刑が確定」
 
 (毎日新聞1997年7月12日)

高須克彌(高須クリニッ ク)医師に医業停止1年の処分が下されている  医道審議会

   高須クリニックが追徴2億円名古屋国税局

美容整形外科大手「高須クリニック」(本部・名古屋市中村区)の高須克弥院長(58)が名古屋国税局の税務調査を受け、01年までの7年間に約4億7000万
円の申告漏れを指摘されたことが分かった。 国税局はこのうち約2億円について、関連会社を使って架空の経費を計上するなどした
悪質な所得隠しと認定
重加算税を含め約2億円を追徴課税し、高須院長は修正申告に応じている。
関係者によると、高須院長は関連会社に患者の相談、受付業務の一部を委託。
同社 に委託料を支払っていたが、委託料を水増しして支払うなど架空の経費計上を行って所得を隠していた。
また、テレビCMの経費約2000万円を広告代理店に前倒しして 請求させるなどして所得を少なく申告していた。
高須クリニックは76年11月に開業し、東京、大阪など全国8カ所に診療所がある。01年12月期の売り上げは約41億円。

高須は90年に約8億7000万円を脱税したとして母親とともに所得税法違反の罪に問われ、9 7年に有罪判決が確定している。

   【遠山和彦】[毎日新聞2003年3月7日]



Copyright 2010 報道オンブズマン日本 All Rights Reserved

inserted by FC2 system